0815歸國
今日はサッカーやってるんだなぁ。
そして今日は終戦記念日
去年、富良野演劇工場に見に行った『歸國』
ー物語
八月十五日の深夜。
静まり返った東京駅のホームに、
ダイヤに記されてない一台の軍用列車が到着した。
そこに乗っていたのは、六十余年前のあの戦争中、南の海で玉砕し、そのまま海に沈んだ英霊達。
彼らは目的は、平和になった故国を目撃すること。
永年夢見た帰国の時、故国の為に死んだ彼らは、
今の日本に何を見たのか。
ーーー
自分は戦争を経験した訳ではないけど、
おじいちゃんおばあちゃんに
聴いた戦争のこと。
去年おばあちゃんが死んじゃって
それをきっかけにより知った
戦争時代を生きた先祖様達のことがあった。
歸國のパンフレットに書いてあった、倉本先生の言葉にあった、
『人は二度死ぬ という言葉があるそうだ。一度目は、肉体的に死んだ時。そして二度目は、完全に忘れ去られた時。
あの戦争を少しでも体験した最後の世代である僕らにとって、忘れ去る事はどうしてもできない。』
3月11日、福島原発事故で、
不幸中の幸いで水蒸気爆発は起きなかったんだって。
もし、水蒸気爆発が起きてしまってたら、原爆が爆発した時のように、バタバタと人がもっと死んでしまったって。
でも、
今、私たちが、原発で生み出してしまった放射性廃物量は、
広島原爆がばらまいた放射性物質の
120万発分になるんだって。
廃炉にしたからって、その生み出してしまった使用済み燃料が消える訳でもないのだから、
まずはもう二度動かさないように
それがまずやらないと。
二年前に死んじゃったおじいちゃんも
去年死んじゃったおばあちゃんも
物を大事にしていた。
ある日、まだおじいちゃんが生きてたころ、おじいちゃんにティッシュを取ってあげたんだ。無意識にティッシュボックスから二枚取って渡したら、一枚だけでいいから、一枚はティッシュボックスに戻してくれって言ったんだ。病院のベッドにいて、咳こみながらも、
もったいないと、言って
その一枚のティッシュ大事に使っていたおじいちゃん。
ある日、おばあちゃんの部屋に行った時に、
ふっと目に入ったおばあちゃんの服。
いつから着てるのかな、って思って
手に取ったその服は、
おばあちゃんが自分で、ほころびを直し、たくさんのつぎはぎだらけだったんだ。
そういうことなんだと思う。
おじいちゃんのあの姿や
おばあちゃんのあの服を縫った姿を
忘れたくないって思った。
そして今日は終戦記念日
去年、富良野演劇工場に見に行った『歸國』
ー物語
八月十五日の深夜。
静まり返った東京駅のホームに、
ダイヤに記されてない一台の軍用列車が到着した。
そこに乗っていたのは、六十余年前のあの戦争中、南の海で玉砕し、そのまま海に沈んだ英霊達。
彼らは目的は、平和になった故国を目撃すること。
永年夢見た帰国の時、故国の為に死んだ彼らは、
今の日本に何を見たのか。
ーーー
自分は戦争を経験した訳ではないけど、
おじいちゃんおばあちゃんに
聴いた戦争のこと。
去年おばあちゃんが死んじゃって
それをきっかけにより知った
戦争時代を生きた先祖様達のことがあった。
歸國のパンフレットに書いてあった、倉本先生の言葉にあった、
『人は二度死ぬ という言葉があるそうだ。一度目は、肉体的に死んだ時。そして二度目は、完全に忘れ去られた時。
あの戦争を少しでも体験した最後の世代である僕らにとって、忘れ去る事はどうしてもできない。』
3月11日、福島原発事故で、
不幸中の幸いで水蒸気爆発は起きなかったんだって。
もし、水蒸気爆発が起きてしまってたら、原爆が爆発した時のように、バタバタと人がもっと死んでしまったって。
でも、
今、私たちが、原発で生み出してしまった放射性廃物量は、
広島原爆がばらまいた放射性物質の
120万発分になるんだって。
廃炉にしたからって、その生み出してしまった使用済み燃料が消える訳でもないのだから、
まずはもう二度動かさないように
それがまずやらないと。
二年前に死んじゃったおじいちゃんも
去年死んじゃったおばあちゃんも
物を大事にしていた。
ある日、まだおじいちゃんが生きてたころ、おじいちゃんにティッシュを取ってあげたんだ。無意識にティッシュボックスから二枚取って渡したら、一枚だけでいいから、一枚はティッシュボックスに戻してくれって言ったんだ。病院のベッドにいて、咳こみながらも、
もったいないと、言って
その一枚のティッシュ大事に使っていたおじいちゃん。
ある日、おばあちゃんの部屋に行った時に、
ふっと目に入ったおばあちゃんの服。
いつから着てるのかな、って思って
手に取ったその服は、
おばあちゃんが自分で、ほころびを直し、たくさんのつぎはぎだらけだったんだ。
そういうことなんだと思う。
おじいちゃんのあの姿や
おばあちゃんのあの服を縫った姿を
忘れたくないって思った。
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