「ある神話のはなし-地図と風景に纏わるはなし-」10/15で終了しました。

ギャラリー門馬ANNEXでの個展、
「ある神話のはなし-地図と風景に纏わるはなし-」
先日10/15で終了しました。
作品を見に来てくださった方々、
本当にありがとうございました。
今回の展示を終えましたが、
次の「二」への
展示の作品の制作の追い込みにも入りまして。
2月の展示で辿り着く風景が
私にもきっとぎりぎりまで見えないだろうから、
これから展示まできっとより一層
落ち着かない日々になるんだろうなぁ
と思います。
そわそわそわそわ。
こうして「一」の展示を終えて、
あぁこういうことだったのかな、と
ほんの少し分かったようなこともあるけど、
ほとんどがまだ見えない
わからないことだらけです。
まだぼんやりとしか見えないけど、
それでも、その場所が在るから、
そこへ続く道を一つ一つ
確かめるように問うように、
彼らと一緒にこの地図を持って
進んでみようと思います。
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昔よりも、
道端に咲くたんぽぽがとても嬉しく思う様になった。
真冬の白い静けさが
遠く遠くまで澄んで見える様になった。
山が一つ一つの木から成り、
それはとてもはっきりと目に映り、美しく、
ずっと眺めていたいと思う様になった。
時は経ち、
私の中の地図の風景も描き変えられてゆく。
そしてそれはもう二度と戻ることはなし。
それでも、
辿り着く場所はきっと変わらずでいて。
もうすでに在るその場所へ続く道があることを
忘れない為に、地図を描いておくということ。
感覚の地図を。
見られている、見つめられている
愛でられて、そのまなこに
開かれている 声はいつも届き、届いてる。




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