個展のお知らせです/ある神話のはなし-二、その先に在った風景のはなし。
個展のお知らせです。
2月3日(土)よりギャラリー門馬の本館にて行います。
「ある神話のはなし − 二 、その先に在った風景のはなし。」
昨年の秋にギャラリー門馬のANNEXにて行った
「ある神話のはなし − 一、地図と風景に纏わるはなし。」
その続きの展示となっています。
今回の展示のお話をしてたのが1年半前、
まだどんな作品を描くかも決めてなかったけど、
ギャラリーの窓から見える外の真っ白な雪、
しーんと静かに広がるあの雪景色の中でやりたいと、
なぜか漠然と、そう思っていて、
冬期休廊の時でしたが
ギャラリーを開けて下さって、この時期にできました。
こうして私の中に見えてきた風景が
この時この季節の今だったのかな、と思いました。
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その先に在った風景のはなし。
此処が神さまの
手のひらの中なら、
すべては もう此処にありました。
真っ白で、なにもなく、
足りないものも なにもなく。
避けては通れぬ道も
凍える朝も、
そのすべてが、
神さまの手の中で、ころころと。
見渡せば、
この世界は彼らの呼吸や気配が
広がっていました。
私たちよりもずっと
彼らが多くを成していました。
そのことを思い出した時、
重すぎた角は
静かに切り落ちてゆきました。
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-鈴木果澄 個展
ある神話のはなし
二、その先に在った風景のはなし。
2018年2月3日(土)-2月18日(日)
11:00-17:00 / 2月13日(火)休廊
ギャラリー門馬/ 札幌市中央区旭ヶ丘2丁目3-38
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